【頭痛】ズキン、ズキンと激しい痛みにおススメのツボ|片頭痛
長くなるので、いくつかの記事になると思いますので、
自身の頭痛タイプの所に飛んでくださいね☆
目次
- ○ 注意する頭痛
- ・脳出血、緑内障
- ・脳出血、脳腫瘍
- ・脳圧亢進症状
- ・早めに病院へ
- ○ あなたの頭痛タイプは?
- ・筋収縮性頭痛
- ・片頭痛
- ・群発性頭痛
- ○ 片頭痛
- ・原因
- ・症状
- ・アプローチ
- ○ おススメのツボ
- ・天柱:てんちゅう
- ・完骨:かんこつ
- ・和髎:わりょう
- ・陽白:ようはく
- ○ まとめ
注意する頭痛
頭痛のタイプを探る前に、気を付けてほしい頭痛についてまとめます。
心当たりがある方は、今すぐ病院にいきましょう!
脳出血、緑内障
・意識障害
・神経症状(片麻痺、言語障害)
・眼症状(緑内障)
脳出血、脳腫瘍
いきなり頭痛が突発し、痛みがMAXの達して持続する。
または、痛みがどんどん増悪していく場合。
脳圧亢進症状
・早朝に頭痛が強い
・痛みMAXの時に嘔吐
・嘔吐後、痛みが軽快する
早めに病院へ
発見が遅れると、
深部反射の異常や項部硬直、病的反射が出現する可能性が高まるので
早めにお医者さんに相談しましょう。
あなたの頭痛タイプは?
大きく分けて、3パターンあります。
あなたはどのタイプかチェックしていきましょう♪
筋収縮性頭痛
□肩こりが辛くなると症状が出る
□胸がむかむかしたり、吐気を伴う
□じーんとした持続性の痛み
片頭痛
□疲れやストレスがたまってくると誘発される。
□睡眠をとると楽になる。
□ズキン、ズキンとした拍動性の痛み
□吐き気や嘔吐
□突然視野にギザギザした光の波が現れる。
群発性頭痛
□片目の目の奥から、こめかみにかけて「えぐられるような痛み」
□1回15分から3時間の発作が1日に1~数回、数日から数ヶ月ほど続く。
□男性に多い
□アルコールがきっかけになる。
いかがでしたか?
では今度はタイプ別に原因と対処法について深堀します。
今回は片頭痛についてまとめます。
片頭痛
原因
頭蓋外血管の拡張によるもの
症状
・ズキン、ズキンとした拍動性、反復性の慢性頭痛
・多くは左右どちらか片側性
・疲労や、ストレスで誘発される
・睡眠をとると楽になる
・吐気、胸のむかむか、肩こりの症状も伴う
・突然目の前にギザギザした光が見えて、しばらく部分的に物が見えなくなった(閃輝暗点)などの前駆症状
(引用)突然視野の真ん中あたりにきらきらした点が現れ、ギザギザした光の波が拡がっていきます。
10-20分くらいでギザギザはなくなることが多いです。その症状は目を閉じていても見えます。症状が治まったあと片頭痛が起こることが多いです。頭が重い程度から吐き気・嘔吐を起こすこともあります。大体1日位で収まります。
若い方の場合、年齢と共に回数が減ることが多いです。
脳の視覚をつかさどる中枢(視覚野)の血管が収縮し、一時的に血の流れが変化するために起こると考えられています。
中年で閃輝暗点だけで片頭痛が起こらない場合、まれに脳梗塞・一過性の脳循環障害のこともあるので、頻回に起こるようならMRIを受けることをお勧めします。
アプローチ
頭痛発作の最中は、顔面の紅潮、結膜の充血がみられることがある。
後頭動脈、浅側頭動脈などの血管上に圧痛があり、血管圧迫により、一時的に痛みが楽になる。
■自律神経などを調節し、血管運動を安定させる
■頭蓋血管上の圧痛や肩腱部に筋緊張、硬結がみられるところに鍼灸を施す。
■チョコレート・ピーナッツ・チーズ・ワインなどを飲食を控える
おススメのツボ
天柱:てんちゅう
首肩回りの大きな筋肉と顔面や目を栄養する重要な血管にもアプローチが出来ます。
経絡:足の太陽膀胱経
筋肉:僧帽筋、頭半棘筋
血管:後頭動・静脈(顔面や皮膚を栄養する)
探し方:頭の付け根で、頭半棘筋の外縁。
風池といっしょにマッサージしてあげよう
完骨:かんこつ
耳の後ろの頭の付け根を触ったまま、首を左右に動かすと盛り上がってくるのが乳様突起です。
肩こりにもアプローチ出来ます。
経絡:足の少陽胆経
筋肉:後頭筋
血管:後耳介動・静脈
探し方:乳様突起基底部の後下方陥凹部。
和髎:わりょう
「和」とは、調和することを意味し、聴力にも影響を与える。
経穴:手の少陽三焦経
筋肉:前耳介筋
血管:浅側頭動・静脈
探し方:もみあげの後ろ、耳介の付け根の前方、少しくぼんでいるところ。
陽白:ようはく
眼窩の上にあるツボで、眼の疾患にも効果があります。
「視界が明るくなる」という意味があります。
経絡:足の少陽胆経
筋肉:前頭筋
血管:眼窩上動・静脈
探し方:眉の上方1寸、瞳孔(黒目)線上。
まとめ
疲れや、ストレスは気付かないうちに溜まっています。
片頭痛が起こりそうだと感じたら、早めに頭痛薬を飲んだり、
ゆっくり寝たり、"養生"を心がけましょう。
ではまた!