【歯痛】歯肉炎の痛み緩和におススメのツボ|顎関節や小顔効果も!
こんにちは!鍼灸師のMIYUです!
今回は『歯の痛み』についてお話します。
「歯肉炎ってなんだっけ?」
という方に、注意したい症状とともにおさらいをしましょう。
また、痛みを緩和してくれるおすすめツボも紹介します。
今回の流れは↓
- 歯痛とは
- 注意が必要なもの
- 一般的な『歯肉炎』の説明
- 痛み緩和のおススメのツボ紹介
目次
歯痛とは?
〈現代医学的な考え方〉
歯痛とは、歯およびその周囲組織の疾患から起こる三叉神経分布領域の疼痛を言います。
歯痛は、歯肉炎、辺縁性歯周炎、虫歯などから起こりますが、三叉神経痛の一部としても生じます。
注意が必要なもの
〈こんな症状には注意してください〉
①歯肉が発赤、腫脹し、歯周ポケットから出血や排膿があり、歯がグラグラする場合
→辺縁性歯周炎など
②自発痛があり、温冷刺激により疼痛が激増する場合
→虫歯など
歯肉炎について
〈鍼灸が適応となるもの〉
適応となるのは、三叉神経からの歯痛ですが、歯肉炎は程度により鍼灸治療の対象になります。
〈病態〉
歯石の沈着、不適合な移植物などにより歯肉に炎症が生じます。
〈症状〉
歯間乳頭部を中心に、歯肉の発赤、腫脹があり、歯が浮き痛みます。
おススメのツボ
〈アプローチ〉
鍼灸治療では疼痛の緩解および循環改善を目的に顔面の反応点にせ施鍼します。
セルフケアでは、紹介するツボを指圧(3秒押す→離す×5回)を行ってください。
大迎:だいげい
噛みしめ癖や、エラが張っている人は痛みを感じやすいです。
優しくマッサージしてください。
経絡:足の陽明胃経
筋肉:広頚筋、咬筋
血管:顔面動・静脈
探し方:下顎角から下顎体に沿って、指を前方に進め、咬筋の前方にある顔面動脈拍動部
下関:げかん
顎関節症の治療にも用いられます。
経絡:足の陽明胃経
筋肉:咬筋、外側翼突筋
血管:顎動・静脈
リンパ腺:耳下腺
探し方:頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部
オトガイ孔
下顎骨の前面にある孔。
下顎管の前端で、オトガイ神経とオトガイ動脈、オトガイ静脈が通るところ
まとめ
いかがでしたか?
私は【女性専門・出張鍼灸】で千葉県・東京都内中心に活動しております。
お手伝いできることがあればご連絡ください。
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ではまた!
(参考文献)
東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 医道の日本社