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【肩こり】肩が重い、だるい、腕が上がらない|鍼灸師が教えるツボ3選

こんにちは!鍼灸師のMIYUです!

今回は『肩こり』についてお話します。

「デスク作業なので肩や首がこります。」

「朝起きても、肩や背中が重だるいです。」

という方に、おすすめのツボを紹介します。

今回の流れは↓

  1. 肩こりとは
  2. 注意が必要なもの
  3. 一般的な『肩こり』の説明
  4. おススメのツボ紹介
では、始めていきましょう♪

目次

肩こりとは?

〈現代医学的な考え方〉
項部から肩甲上部、肩甲間部に及ぶ範囲の主観的に詰まったような、こわばったような不快な感じを総称したものです。
肩こりは日々の生活の中での単純な疲労として最も日常に見られる症候ですが、頸椎疾患をはじめ、耳鼻科、眼科、歯科疾患からいわゆる不定愁訴(更年期障害、自律神経失調症)に至る様々な病気の主訴として訴えられることがあります。

注意が必要なもの

各科領域疾患で、専門医の処置を緊急に要する器質疾患の存在が疑われるもの。

鍼灸が適応となる肩こり

最も多く見られる、日常的な身体的・心理的疲労に起因する肩こりが鍼灸治療の最適応症です。

〈病態〉
過剰使用による筋疲労、精神的緊張、自律神経の影響など機序は複雑に入り組んでいます。

〈症状〉
頚肩部や肩甲間部にこわばった不快感を感じるものから痛みに至る症状を訴えることが多いです。
強くなると、頭痛や顔面痛、上肢痛などの関連通を生じます。

〈所見〉
愁訴部の圧痛や筋硬結以外に特徴的な所見はありません。

次はアプローチについてです。

おススメのツボ

〈アプローチ〉
頚肩部、肩甲間部の圧痛や硬結が第一の治療点となります。
精神安定や自律神経調節などが必要な場合もあります。
セルフケアでは、紹介するツボを指圧(3秒押す→離す×5回)を行ったり、ストレッチなどを行ってください。

天柱:てんちゅう

首肩回りの大きな筋肉と顔面や目を栄養する重要な血管にもアプローチが出来ます。
風池も一緒に指圧しましょう。

経絡:足の太陽膀胱経
筋肉:僧帽筋、頭半棘筋
血管:後頭動・静脈(顔面や皮膚を栄養する)

探し方:頭の付け根で、頭半棘筋の外縁。

風池:ふうち

天柱と同様、首肩回りの大きな筋肉と顔面や目を栄養する重要な血管にもアプローチが出来ます。

経絡:足の少陽胆経
筋肉:胸鎖乳突筋、僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋
血管:後頭動・静脈、椎骨動・静脈(脳を栄養する)

探し方:頭の付け根で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部との間の陥凹部

天柱・風池は見つけるのが難しいときは、頭の付け根をマッサージしてあげましょう。

肩井:けんせい

肩こり関連には万能のツボです!

経絡:足の少陽胆経
筋肉:僧帽筋、棘上筋(肩関節外転)
血管:頸横動・静脈

探し方:第7頸椎棘突起と肩峰を結んだ線の中点

まとめ

いかがでしたか?

私は【女性専門・出張鍼灸】で千葉県・東京都内中心に活動しております。
お手伝いできることがあればご連絡ください。
ご予約の方はLINEからですとご案内がスムーズです!
(ページ下にあります)

ではまた!

(参考文献)
東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 医道の日本社

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