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【お家で逆子ケア】セルフお灸のツボ3選を鍼灸師が教えます!

今回は、『逆子』になってしまった妊婦さんに、自宅で出来る『セルフお灸』をご紹介します♪
逆子体操は腰が痛くて苦しい…。
他に何か簡単に出来ることはないかな?

このような方におススメです!

筆者は普段、鍼灸師として女性専門の訪問鍼灸、整体を行っております。

実際に筆者が、逆子治療として患者さんのお家で行っている内容を、資格がなくてもセルフで簡単にできるようにまとめました。

お灸は、温熱刺激によって血行促進や自然治癒力を高めやすくする心地よい治療法です👍ぜひ試してみてください。

 

お家で出来るセルフお灸~逆子編~

鍼灸師のMIYUです!私がご紹介します♪

目次

用意するもの・姿勢・注意点について

1. 準備するもの

まず、準備するものは次の4つです。

・せんねん灸
・ライター
・灰皿
・水で濡らした綿花またはティッシュ

※せんねん灸はドラッグストア等で購入できます。

初めての人は熱が弱めの「ソフト」や「マイルド」がおススメです。
煙が出ないタイプや、においがあまりしないタイプ等などたくさんありますので好みのタイプをお試しください😉

2. 姿勢

続いて、姿勢についてご紹介します。以下のポイントをおさえましょう。

・足先が出せる服装
・床やソファに座ってゆっくりくつろげる姿勢
・火を使うので、周りに物を置かない

また、お灸のタイミングは人によって都合のいい時間帯、体調になどにより異なりますが、概ね朝・夕の1日2回をベースにすると良いでしょう。

お腹の赤ちゃんが起きている・寝ているかどうかもそこまで気にしなくて大丈夫です。

3. 注意すること

誰でも気軽にできるお灸ですが、次の注意点を守りましょう。

・具合が悪いときはやらない
・お灸の熱を感じないより、"ちょっと熱いな"くらいがベスト
・毎日やっても良いが、最低3日に1回やればOK

また、人によっては軽くやけど跡のように肌が茶色く変色する場合があります。とはいえ、ずっと残るものではなく、これから始まるめまぐるしい育児に追われているうちにいつの間にか消えますのご安心を(*^_^*)

とにかく焦らず、この時間をリラックスタイムにすることが一番ですよ☺

『逆子』に効果的なツボ3選を紹介!

ここからは、実際に逆子治療でも使われるツボを3つ紹介します。

まずは、それぞれのツボに左右3セットずつお灸をしてみましょう。

①至陰:しいん

逆子と言ったら『至陰(しいん)』というほど、昔から東洋医学の逆子治療で使われてきた代表格です!

足先とお腹では距離的に離れているため関係ないと思われがちですが、東洋医学においてこのツボは"お腹の中(子宮)"とつながっていると考えられています。主に、赤ちゃんがいるお腹の中の【陰と陽のバランス】を整えてくれます。

取穴:足の小指、爪の外側の付け根

※熱さを感じにくい場所です。物足りない方は3~5回やってみてください。

②三陰交:さんいんこう

婦人科系の悩みの万能ツボです!

このツボは、足の三陰経(脾経、腎経、胆経)が交わると言われており、主にママの体全体のバランスを整えます。

取穴:内くるぶしの頂点から上に指幅4本分(3寸)の所、骨の横

※熱さを感じやすい場所なので、「温かい」と感じたら1~2回でも十分です。

③太渓:たいけい

"水"に関わる経絡のツボで、『むくみ』の強い味方です!

妊娠中のむくみだけでなく冷え性の方にもおすすめです。

取穴:内くるぶしとアキレス腱の中間。少しくぼむところ

まとめ

本記事では、逆子のセルフお灸に使えるツボを3つ紹介しました。

東洋医学は、西洋医学と比べて副作用が少ないことが特徴です。

今回は『逆子』に対してアプローチするツボを紹介しましたが、それだけではなく、お母さん自身の"体全体のバランス"や、元々持っている"自然治癒力"を高めることが根本的な目的になるため、風邪や新型コロナに負けない体づくりにもつながります!

「早く逆子を治さないと!」と焦るかもしれませんが、赤ちゃん自身のペースもありますのでどうかリラックスして、気楽に続けてみてくださいね。ではまた!

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