【肥満】ダイエットのおともに全身代謝の促進ツボ3選『単純性肥満』|注意する肥満
こんにちは!鍼灸師のMIYUです!
今回のテーマは『肥満』についてお話します。
やみくもに「太った!」と大騒ぎする前に、しっかりと肥満について復習し、冷静に考えてみましょう。
また、注意が必要な場合もあるのでそれもまとめました!
今回の構成はこんな感じです。↓
- 注意が必要な『肥満』症状
- 鍼灸が適用となる『単純性肥満』
- 全身代謝アップのツボ3つ紹介
目次
『肥満』とは?
〈現代医学的な考え方〉
摂取カロリーと消費カロリーの不均衡の結果、貯蔵脂肪組織が標準になり増加した状態を肥満と言います。
過食・運動不足のよる単純性肥満のみならず内分泌障害の状態や中枢神経障害によっても起こります。
注意が必要なもの
〈こんな症状には注意してください〉
①全身一様でない中心性肥満、満月様顔貌など内分泌障害の症状がみられるもの
→クッシング症候群
②ステロイド投与の既往のあるもの
→ステロイド中毒
次に単純性肥満について説明します。
『単純性肥満』について
〈病態〉
一般に体質的因子に加え、過食と運動不足により摂取カロリーが消費カロリーを上回った状態が続いたために体重の増加をみたもの。
〈治療方針〉
減食と運動が中心となりますが、全身の代謝の促進をはかる目的で行います。
セルフケアでは、食生活の改善と運動習慣の導入にプラスして、紹介するツボに対して指圧(3秒押す→離す×5回)を行ってください。
おススメのツボ
天枢:てんすう
胃腸の機能を調節する要穴です。
経絡:足の陽明胃経
筋肉:腹直筋
血管:下腹壁動・静脈、浅腹壁動・静脈
探し方:臍中央の外方2寸
脾兪:ひゆ
消化吸収や、栄養を全身に送る調節を司る「脾経」の治療穴。
経絡:足の太陽膀胱経
筋肉:僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋
血管:肋間動脈
探し方:第11胸椎棘突起下縁、後正中線の外方1.5寸
曲池:きょくち
小腸大腸の消化運動と、排出をつかさどる経絡のツボです。
便秘症の方にもおすすめです。
経絡:手の陽明大腸経
筋肉:長・短撓側手根伸筋
血管:撓側側副動・静脈
探し方:肘を軽く曲げたシワの外側端、陥凹部
まとめ
いかがでしたか?
私は【女性専門・出張鍼灸】で千葉県・東京都内中心に活動しております。
お手伝いできることがあればご連絡ください。
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ではまた!
(参考文献)
東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 医道の日本社