【疲労と倦怠】今すぐ疲れを取りたい|手・足・お腹の元気ツボ|解消法
こんにちは!鍼灸師のMIYUです!
今回は『疲労と倦怠』についてお話します。
「今日も疲れた~!」
という方へ。
「本当にお疲れ様でした。」
どんなにしんどくても一日の仕事をやり切るなんて、本当にすごいです!
「ゆっくり休んでください(*^^*)」
と、言いたいところですがそんな簡単に休めない。
なので、朝起きても疲れが取れていなかったり、だるくて集中できないときありますよね。
そんな時に使えるツボを紹介します!
一日の終わりや、休憩時間にぜひやってみてください。
目次
疲れの取り方
まずは、疲労と倦怠感の正体について迫ります。
〈疲労は2パターンある〉
①原因疾患があって起こる病的な場合
②長時間の労働によっておこる生理的な場合
→あなたはどちらですか?
〈注意すべきもの〉
・感染のおそれのある疾患
・緊急に専門医の処置を要する疾患
・あるいはその病状悪化を疑わせるもの
→大事でなくても常に注意を払うべきです。
では生理的疲労・倦怠について詳しく見ていきます。
生理的疲労・倦怠とは
〈原因〉
組織内の疲労物質の蓄積などさまざまな病態が考えられていますが、詳しい原因はわかっていません。
精神的なものの影響も大きいと考えられます。
〈症状〉
□肩こり
□身体がだるい
□疲れた
□気力が出ない
などがみられます。
次にアプローチ方法や、セルフケアに使えるツボを紹介します。
ツボで解消
〈アプローチ〉
血流改善によって全身の組織を回復させます。
鍼灸治療では肩こりなど、特異的な愁訴の強い部位にも対照的に処置を加えます。
セルフケアでは、肩まわしや、腕のストレッチ、冷えている箇所を温めてください。
ツボ押しはひとつのツボ3秒指圧→離すを5回ほど繰り返してください。
肩井:けんせい
肩こり関連には万能のツボです!
経絡:足の少陽胆経
筋肉:僧帽筋、棘上筋(肩関節外転)
血管:頸横動・静脈
探し方:第7頸椎棘突起と肩峰を結んだ線の中点
棘上筋を軽くつまんで筋膜リリースしてあげてもGoodです☆
中脘:ちゅうかん
胃腸の症状(食後の膨満感、胃炎、胃下垂、便通異常など)や、ストレス性の症状に多く使われるツボ。
経絡:任脈
血管:上腹壁動・静脈
探し方:お腹、前正中線上、臍中央の外方4寸
足三里:あしさんり
胃腸のトラブルでは必ず使用される優秀なツボです。
足の疲れにも使われます。
松尾芭蕉がこのツボにお灸をしながら『奥の細道』を旅したというエピソード付きです☆
経絡:足の陽明胃経
筋肉:前脛骨筋、長趾伸筋、後脛骨筋
血管:前脛骨動・静脈
探し方:膝小僧の外側のくぼみから下に指3本分(2寸)
まとめ
いかがでしたか?
私は【女性専門・出張鍼灸】で千葉県・東京都内中心に活動しております。
お手伝いできることがあればご連絡ください。
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(ページ下にあります)
ではまた!
(参考文献)
東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 医道の日本社