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【アレルギー性鼻炎】くしゃみの発作、さらさらした鼻水|鍼灸師のツボ

こんにちは!鍼灸師のMIYUです。

皆さんはこんな症状にお困りではありませんか?

  • 急な反復性のくしゃみ発作
  • さらさらした鼻水がとまらない
  • 鼻が詰まる など

仕事や作業に集中できなくなるし、

鼻のかみ過ぎで鼻周りがカサカサになったり…ツラいですよね。

 

これらはアレルギー性鼻炎の症状です。

 

昔は子供の病気と言われていますが、ストレス社会の現代では成人した大人でも悩んでいる方が多い症状です。

 

今回はアレルギー性鼻炎についての説明とセルフケアとして使えるツボも紹介していきます。

では、始めていきましょう♪

目次

注意する症状

アレルギー性鼻炎について説明する前に、
注意した方がいい症状もまとめておきましょう。

〈症状〉
①片方の鼻閉で血液が混じった鼻水が持続的に起きる。または鼻血、悪臭の鼻水、頬部痛や歯痛を伴った鼻閉
→悪性腫瘍など

②小児期から思春期にかけて鼻閉を自覚または閉塞感が増強し、閉塞感が持続
→鼻中隔湾曲症


〈所見〉
鼻腔、副鼻腔、上院等の悪性腫瘍では顎下・上深頚リンパ節の腫脹を伴います。

鼻過敏症(アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎)

鍼灸治療の適応になるのは、鼻過敏症です。
また鼻炎、慢性副鼻腔炎による鼻閉、鼻漏は程度により症状の改善がみられることもあります。

〈原因〉
鼻過敏症は、アレルギー機序や自律神経異常が関与して発症します。

〈症状〉
・反復性のくしゃみ発作
・多量の水様性鼻汁
・鼻閉塞

また、アレルギー性鼻炎の症状には時間的特徴があり、
鼻内掻痒感→くしゃみ発作→鼻水→鼻閉と続きます。

アレルギー性鼻炎ではアレルギー性結膜炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の合併または既往がみられることがあります。

〈アプローチ〉
自律神経機能を調節し、恒常性保持機能を向上させ、鼻症状の改善をはかります。
鼻部の経穴や後頚部の硬結・圧痛などの反応点に鍼灸を施します。

おススメのツボ3つ

迎香:げいこう

鼻の疾患に関する要穴として昔から使われています。

経絡:手の陽明大腸経
神経:眼窩下神経
筋肉:上唇挙筋
血管:眼角動・静脈

探し方:鼻翼外縁の陥凹部

攅竹:さんちく

眼の疲れや頭痛にも効果的です。

経絡:足の太陽膀胱経
筋肉:眼輪筋、前頭筋、雛眉筋
血管:滑車上動・静脈

探し方:眉内端の陥凹部

風池:ふうち

首肩回りの大きな筋肉と顔面や目を栄養する重要な血管にもアプローチが出来ます。

経絡:足の少陽胆経
筋肉:胸鎖乳突筋、僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋
血管:後頭動・静脈、椎骨動・静脈(脳を栄養する)

探し方:頭の付け根で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部との間の陥凹部

天柱・風池は見つけるのが難しいときは、頭の付け根をマッサージしてあげましょう。

まとめ

実は、私もアレルギー性鼻炎に悩む女性の一人です。
幼い頃にアトピー性皮膚炎の既往もあります。

季節の変わり目に朝方発作が出るので、同じ症状を抱える方の気持ちはよくわかります。

発作が起きた時は先ほど紹介したツボの指圧もいいですが、
個人的にマスクもおススメです!

外気との温度差で発作が起きるタイプの方は、マスクをすると温度差がなくなるので効果的だと考えます。

ぜひやってみてください!

私は【女性専門・出張鍼灸】で千葉県・東京都内中心に活動しております。
お手伝いできることがあればご連絡ください。
ご予約の方はLINEからですとご案内がスムーズです!


ではまた!

(参考文献)
東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 医道の日本社

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